病気の猫のためにできること

猫が便秘になったときのキャットフードの与え方

猫は便秘になりやすい動物といわれています。その原因はさまざまで、ストレス、運動不足、毛玉が詰まっている、消化器官の機能低下やキャットフードが合わないなどがあげられますが、当然何らかの病気のケースも考えられます。

便秘は、老廃物が正常に排泄されない状況です。症状もさまざまですが、コロコロの便をしたり、何度もトイレに行ったりしながらも元気な様子でしたら、まずはキャットフードを替えてみましょう。

便秘になったときのキャットフードの選び方

消化吸収の良いキャットフード

便秘を改善するには、新鮮な素材を使った良質なキャットフードを与えましょう。パッケージの成分表に「ミートミール」と記載されていると「肉の副産物」が含まれています。内臓や嘴などが含まれている可能性があります。それよりも、チキンやサーモンなどが使用されたものを選びましょう。便秘の改善に効果的なオリゴ糖や消化力を上げる乳酸菌などが含まれているものもおすすめです。

食物繊維を含むキャットフード

サツマイモやカボチャなどの、食物繊維が便秘の解消を促進します。これらがキャットフードに含まれているものを与えると良いですが、もともと食物繊維を摂る習慣のない猫の体質では、多すぎても体調を壊してしまいます。

キャットフードに含まれる量は、3%程度が適量です。また、サツマイモなどを蒸すか湯がいたものを、少しキャットフードに混ぜるか、おやつとして与えても効果があります。

グレインフリー(穀類不使用)のキャットフード

もともと肉食の猫にとって炭水化物は栄養素として、それほど大切ではありません。また、消化する能力も高くありません。穀物が多いキャットフードは、消化不良を起こして腸内に排出物を多量に溜めて、便秘の原因になります。穀物の割合が低いか、できれば不使用のキャットフードを与えましょう。

高タンパクなキャットフード

猫はタンパク質を効率よくエネルギーに変えます。肉や魚は良質なタンパク質を多く含み、消化吸収も良いので、腸に溜まる便の量が少なくなります。タンパク質が、30~40%含まれたキャットフードが、便秘になっているときの腸に負担をかけずに、自然な排便ができるといわれています。

脂質を含んだキャットフード

脂質は、便の排泄を促す役目があります。15~20%の脂質を含んだキャットフードを与えると、オイルが腸内の潤滑油となって排便が容易になります。また、オリーブオイルをキャットフードに、一日に小さじ1杯分程度かけて与えるのも効果があります。オリーブオイルに含まれているオレイン酸は、健康にも良い食品です。ただし、摂取しすぎると下痢になりますので、量に注意しましょう。

こまめな水分補給と適度な運動

その他に、新鮮な水をいつも飲めるように置いておくことも大切です。水分は便を柔らかくして排出を助けてくれます。 キャットタワーなどを利用して、運動をするように手助けするのも大切です。運動によって、腸の機能が活発になり排便につながります。

家族として暮らす猫の体調は気になるものですね。日ごろから、キャットフードの成分表などにも注意して、健康管理に注意をしてあげましょう。