病気の猫のためにできること

猫が下痢になったときのキャットフードの選び方

下痢は病気の兆候として現れることも多く、体力の消耗にもつながります。下痢を起こす原因はさまざまです。アレルギー、ストレス、食べすぎや発情期などがあげられますが、もともとお腹の弱い猫も多いようです。

少し下痢をしていても元気な様子なら、まずはキャットフードの見直しをしましょう。食事を替えることにより、下痢の症状が改善されることもあります。

猫が下痢になったときには、どのような点に注意してキャットフードを選べばよいでしょうか。

キャットフードの選び方

良質のたんぱく質が体調全体を良くしてくれます

もともと肉食の猫にとって、動物性たんぱく質は、消化吸収が良くて早くエネルギーに変わります。それによって、体調が良くなり腸の調子も整えてくれます。肉や魚を多く含んだキャットフードを与えましょう。

脂肪の少ない物を与えましょう

猫にとって、脂肪は消化が良く、大切なエネルギー源です。ただし、摂取し過ぎてしまうと下痢になります。通常、キャットフードには15~20%の脂肪が含まれているものが多く、栄養素の量としても適当とされています。下痢をしている猫には、これよりも低い10~15%前後のキャットフードが下痢を緩和してくれる効果があります。

穀物はアレルギーを起こすものもあります

猫は、穀物をエネルギー源として必要としていません。消化能力も低いため、消化不良を起こして下痢の原因になることがあります。またトウモロコシや小麦には猫にとってのアレルゲンが含まれています。このアレルギー症状が下痢を引き起こしていることもあります。なるべく穀類の少ないキャットフードを選びましょう。

人工添加物の少ないものを選びましょう

キャットフードの人工添加物は、嗜好を高めるためや保存期間を延ばすために添加されたものなどさまざまです。もともと食品に含まれているものではなく、人工的につくられているので、猫によってはその成分のどれかが体質にあわなくて、下痢をすることがあります。人工添加物を加えたものは避け、自然由来の食品でできたキャットフードが好ましいです。

キャットフードのパッケージには、大切な情報がたくさん記載されています。必ず確認してから購入しましょう。

運動不足に気を付けましょう

また、キャットフードの見直しとともに、運動不足からのストレスが下痢の原因となることもあります。猫は高いところに飛び上がったり屋根に登ったりが得意です。猫に最適な運動は上下運動と言われ、それらの行動は無意識に猫の腸の活動を活発にしています。

室内ではキャットタワーや箱を積み上げるなどの遊具を作って運動不足を解消しましょう。家族である猫の体調管理には十分に気をつけてあげましょう。